NI PXI計測器には以下が含まれます。
- NI InstrumentStudio™ソフトウェアを使用して、1つの環境で複数のPXI計測器を制御および監視する、すぐに実行可能な計測器パネル
- NI LabVIEW、Python、C/C++、C#などのサンプルプログラムを使用してセットアップとプログラミングを簡素化する計測器ドライバ
NI PXIソースメジャーユニット (SMU) とは
PXIソースメジャーユニット (SMU) は、電流/電圧の高精度の印加 (ソース) と測定機能に加え、テスト時間の短縮と柔軟性の向上を実現する機能が統合されています。NI PXI SMUは、DMMクラスの確度と速度でIVの同時測定を提供し、クラス最高のNI-DCPowerドライバでプログラムされます。
チャンネル密度を向上させる
テスト時間を最小限に抑え、スループットを向上させ、現在の複雑なテストニーズに対応するために、1台のPXIシャーシに最大408チャンネルのSMUを搭載し、フルラックをわずか数インチの物理スペースに集約します。オンボードのハードウェアシーケンスエンジンにより、複数の計測器間でイベントとトリガを簡単に共有できます。
過渡応答を最適化する
PXI SMUの過渡応答を任意のDUTに合わせてカスタム調整することで、速度と安定性を最大化し、オーバーシュートを抑え、テスト時間を短縮できます。NIの特許技術であるSourceAdaptを活用することで、カスタム回路の使用を回避し、損傷やシステムの安定性に関するリスクを最小限に抑えることが可能です。
IVスイープを自動化する
すぐに使用できるNI InstrumentStudio™ソフトウェアを使ってIVスイープを対話的に構成することで、プログラミングなしにDUTの性能を評価でき、開発時間を節約できます。より高度な自動化のために、これらの構成を任意のプログラミング言語にエクスポートできます。
ハードウェアタイミングシーケンスを採用する
ハードウェアタイミングによるシーケンスを使用してホストコンピュータとSMU間の通信レイテンシを排除することで、より迅速に結果を取得できます。上級シーケンスを使用することで、ステップごとの設定が可能となり、出力モード、アパーチャ時間、電流レンジ、過渡応答をカスタマイズできます。
高電力でテストを行う
XI SMUで一定のDC電源を供給するのではなく、電流または電圧をパルス駆動することで、基本的なDC電力の制約を超えた動作が可能となり、放熱構造が制限されている場合や存在しない場合でも、高い瞬時電力でのテストを実現し、電力損失を低減できます。
特集コンテンツ
電源とSMUの連携に関するベストプラクティス
複数のギャング電源、電子負荷、SMU間の相互作用を管理し、確度を損なったり不要な影響をもたらしたりすることなく、望ましい出力電力を得るためのヒントとベストプラクティスをご覧ください。
